施工管理アプリとは、建築や土木の現場において、施工管理の業務をデジタルで行うものです。
施工管理の業務をデジタルで行うことで、従来より業務の効率化を図ることができます。
「デジタル化」というとなんだか難しそうに聞こえるかもしれません。
しかし簡単に使えるアプリも多くあるため、施工管理アプリを導入することで建築や土木の現場における施工管理業務を効率化できます。
そこで今回は施工管理アプリの選び方やアプリのメリット・デメリット、注意点についてお伝えします。
施工管理アプリの選び方
初めに施工管理アプリの選び方です。
施工管理アプリはたくさんリリースされており、どれがいいのか分からないという方も多いでしょう。
ここではアプリを選ぶ際のポイントを3つご紹介します。
アプリの信頼性
1つ目はアプリの信頼性です。
アプリを導入する際に必ず注目すべき点はアプリの信頼性です。
ではアプリの信頼性を確認するには何に注目したらよいのでしょうか?
それはアプリのユーザー数と口コミです。
信頼でき、良質なサービスを提供しているアプリにユーザーは集まります。
さらに実際のユーザーの口コミや評価も確認することで、その施工管理アプリの信頼度を測ることができるでしょう。
アプリの料金体系
2つ目はアプリの料金設定です。
アプリによっては、利用人数に応じて料金が変動する場合や、特定の機能は有料でしか使えない場合があります。
料金体系はアプリによって様々なので、アプリを導入する前にどのような料金体系なのか確認することをおすすめします。
いくら良質なサービスを提供していたとしても、アプリに対する料金の予算がオーバーしていては意味がありません。
目的に合った機能の有無
3つ目は目的に合った機能が備わっているか否かです。
アプリは会社によって提供している機能も異なります。
そのためアプリを導入する際には特に以下の2点に注目してみると良いでしょう。
- 一番使いたい機能が備わっているか
- 導入したアプリの機能によって、どんな効果が期待できるか
この2点を意識することで、実際にアプリを導入した際に「期待したのと違った」ということを格段に減らせます。
施工管理アプリのメリット
ここからは、施工管理アプリのメリットについて見ていきましょう。
情報共有をすばやく確実に行える
1つ目のメリットは、情報共有を素早く行えることです。
今まで口頭や紙などで行っていた情報共有をアプリを通して行うことで、いつでもリアルタイムで情報共有が可能になります。
また図面などの資料も紙に印刷する必要がなくなり、ペーパーレス化を測ることができます。
さらにアプリ上に情報が残るため、言った言わないのトラブルもなくすことができます。
作業の効率化
2つ目のメリットは、作業を効率化できることです。
施工管理アプリを導入することで、やりとりをチャットで行うことができ、さらに今まで紙媒体で保存していた図面や写真などをアプリで一括管理できるようになります。
すると業務の効率をグッと上げることができ、その結果、工事品質の担保や工期の順守・短縮化に繋がります。そして最終的には顧客満足度の向上にも繋がります。
事務作業の負担軽減
3つ目のメリットは、事務作業の負担を軽減できることです。
土木業や建築業では、単に施工だけを行うわけではありません。
報告書を作成したり、従業員の出面管理を行ったりするのも重要な業務の一つです。
アプリを導入することで、報告書などのテンプレートを利用したり、アプリ一つで出面管理を行ったりできるため、事務作業の負担を大幅に削減することができます。
施工管理アプリのデメリット
次は、施工管理アプリのデメリットについて見ていきましょう。
コストがかかるものが多い
1つ目のデメリットはコストがかかることです。
施工管理アプリの多くの場合は導入や運用にコストがかかってしまいます。
多くの施工管理アプリの場合、初期費用費10万円程度かかってしまうものや、月額制で毎月料金が発生するものが多いです。
アプリ導入に対する抵抗感
2つ目のデメリットはアプリ導入に対する抵抗感です。
施工管理アプリを導入するということは、従来のやり方から大きく変えるということになります。
そのため今まで慣れてきた内容からいきなり「これからアプリで管理します」となると抵抗感を感じる方も少なくないでしょう。
施工管理アプリ導入のポイント
実際にアプリを導入すると決まった際に、注意すべき点は何があるでしょうか?
アプリ導入前にしっかり確認していきましょう。
全員で導入する
1つ目は全員でアプリを導入することです。
誰かアプリを使わない人がいると、以下の懸念点があります。
- 情報漏れが発生する恐れ
- 情報共有の手間
これらの発生を防ぐ為に、アプリを導入する際には全員で導入することをおすすめします。
料金を確認する
2つ目は料金の確認です。
上記の通り、施工管理アプリはコストがかかる場合が多いです。
始めだけが無料期間でのちに有料になったり、特定の機能だけが無料で使えて後は有料になったりする場合もあります。
アプリの機能を確認するのはもちろん、アプリ導入前に「導入後に新たな費用は発生するのか」「予算内に収まるのか」という点も確認しましょう。
できるだけ複数アプリを利用しない
3つ目は、できるだけ複数アプリを利用しないことです。
施工管理アプリによって機能の特徴が異なっているため、アプリを複数導入しようと考えている方もおられるかもしれません。
しかしアプリを複数導入することで、データの一元化が難しくなります。
施工管理を効率化しようとしてアプリを入れた結果、データの一元管理が難しくなってしまうと元も子もありません。
そのため、たくさんのアプリを同時に利用することはあまりおすすめしません。
まとめ
今回は建築や土木工事において利用される、施工管理アプリの選び方やアプリのメリット・デメリット、注意点について見てきました。
施工管理アプリを導入することはハードルが高いことだと感じている方も多いと思います。しかし施工管理アプリを導入することで、作業の効率化を実現したり、情報共有をすばやく確実に行うことも実現したりなど得られるメリットは大きいものです。
導入前に今回ご紹介したポイントを参考にしながら、いくつかのアプリを比較してみると良いでしょう。
施工管理を効率的に行うには?
施工管理を手間なく、簡単に行うためにはアプリの導入がおすすめです。
最後に「テラ施工管理」というアプリをご紹介します。
シンプルかつ高機能な「テラ施工管理」
「テラ施工管理」は完全無料でお使いいただける施工管理アプリです。
なぜ「テラ施工管理」で施工管理を効率化できるのでしょうか?
その理由についてご説明いたします。
まず「テラ施工管理」の主な機能は以下のものがあります。
- トーク・グループ機能
- 掲示板機能
- 現場登録機能
- 日報
- 出面
- 写真の管理
それぞれについて見てみましょう。
- トーク・グループ機能
- 「テラ施工管理」のトーク機能で、電話やメールなどバラバラになっている連絡手段を一つに統一することができます。さらに目に見える形で残るため、言った言わないのトラブルをなくすことができます。
- 掲示板機能
- 重要事項を見逃すことがないよう、掲示板機能で大事なやり取りを保管することができます。
- 現場登録機能
- アプリ内で現場ごとにグループを作成し、現場に携わるメンバーを登録できます。その中で施工現場の写真や地図などを共有でき、施工から完工まで一元管理することができます。
- 日報
- 毎日の業務の中で提出する日報も、アプリでいつでもどこでも提出可能です。
- 出面
- 現場に直行・現場から直帰する場合には出面管理が難しくなります。しかし「テラ施工管理」で勤怠管理を行うことで、個別で行っていた勤怠管理が現場ごとに快適に行うことができます。
- 写真の管理
- 工事を行う際、膨大な写真が発生するため、保存・管理に手間がかかります。しかし「テラ施工管理」では膨大な工事写真を容量無制限で保存することができ、一枚ずつその写真の詳細もメモすることができます。さらに現場ごと・日付別にアルバムにまとめられるため管理も簡単です。
ここまで「テラ施工管理」の機能について説明してきましたが、いきなりアプリを導入することは不安や負担が大きいと思います。
アプリの導入・運用に不安などを抱えている方のために、オンラインの無料面談を行っており、導入後も随時ご質問を受け付けております。
施工管理アプリの導入を検討されている方はお気軽にお問い合わせください。