職人の出面管理は無料アプリで!

職人の出面の管理は大変なものですね。

施工管理士、現場監督をされている方にとっては、毎日の出退勤の管理業務は悩みのタネ。日によってと場所と出向く人が変わったり、天候次第では仕事ができない場合もあります。職人の多くは個人事業主であり、会社組織のようにシステム的にいかないのが悩みどころかと思います。

今回は、職人の出面管理についてご説明していきます。

出面管理を行う目的

現場への入退場管理を目的に、出面管理は行われます。

集計した従業員の人数などは、「出面表」や「出面帳」といった作業員の出勤簿またはスケジュール表に記載、管理されます。

出面表は作業日報や作業報告の役割を担っているという側面もあります。これらを確認することで、コスト管理に役立つので、元請業者は工事が始まる前に「このくらいの規模ならこのくらいの人員が必要だろう」と見積もります。そして工事が進む中で人員調整が可能かどうかを判断できるのです。正しい進捗状況を確認することで、人件費をおさえることができます。

出面管理が活かされる管理業務3つを解説します。

1賃金管理

出面管理のそもそもの目的は、作業員の賃金を管理することにあります。

作業員の出勤簿としての役割を果たしている、出面表や出面帳。

そこには、「いつ・誰が・その工事現場で・どれくらいの時間作業をおこなったのか」などの情報がまとめられています。その情報をもとにして、作業員の賃金が計算されます。

適切な出面管理をおこなうことによって、作業員の賃金を適切に支払うことができるのです。

2安全管理

出面表や出面帳にまとめられた情報は、安全管理をおこなう上での指標として活かされるケースがあります。

「無災害労働日数」とは、業務災害が起こった次の日から、次の業務災害が起こった日の前日までの日数のことをいいますが、言いかえると、業務災害が起こっていない期間のことです。この「無災害労働日数」は、工程の日数に作業員の数をかけて求められます。この時に、出面表や出面帳が活用されています。

3労務管理

出面管理は労務の管理にも活かすことができます。

労働基準法では、労務の管理をおこなう場合、労働者名簿・賃金台帳・出勤簿をつけることが企業には規定されています(労働基準法|第107条、第108条、第109条)。

建設業界において、下請負の会社と契約をむすぶ場合、その契約方法には「請負契約」と「常傭(じょうよう)契約」の2種類があります。

常傭契約をむすぶ場合には、どの現場で働くかを問わず、発注は必要に応じた日数単位でおこなわれます。そのため、日当計算で給与を支払う必要があります。その際に、出面管理を活かして日当計算を実施します。

ようするに、出面管理をおこなえば、出勤状況や労働者の氏名、給料の支払い状況が明確になるため、労働者名簿・賃金台帳・出勤簿をつける時に役立てることができるのです。

出面管理を無料アプリで!

大事な管理業務のために必要な出面管理ですが、提出についてお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

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