みなさんは、「現地調査報告書」というものを聞いたことがあるでしょうか。
この書類は、その名の通り、現地調査に行ったときに作る報告書のことです。
今回の記事では、現地調査報告書を書く時のポイントや、必要な項目について見ていきましょう。
現地調査とは
まず本題に入る前に、現地調査とはなにかについて見ておきましょう。
現地調査とは、工事が始まる前に実際の工事現場の状況を確認・把握することです。これは新築工事や改修工事、修繕工事など工事によって調査の内容は変わってきます。現地調査の目的も業種によって目的が異なりますが、ここではリフォームにおける現地調査の目的について説明します。
リフォームにおける現地調査は「今の住宅のどこに問題があるのか」といったようないわゆる「住宅の健康診断」を行うことが目的です。「住宅の健康診断」を行った結果、希望するリフォームが可能か、もしくは別の方法でもっとよいリフォームがないかということを確かめます。
現地調査報告書とは
現地調査報告書とは、文字通り現地調査を行った結果をまとめた報告書のことを言います。
現地調査報告書では、写真や文字などを用いて、工事箇所における現状の劣化症状などをわかりやすく解説しています。
現地調査報告書を書くときのポイント
- 客観的に書く
あらゆる調査報告書がありますが、すべての調査報告書において共通していることは客観的な視点で記述することです。
現地調査の結果を基に見積もりを作成するため、現地調査の結果を報告するための現地調査報告書では、客観的な視点を持ってありのままの現地調査の結果を記録することが必要になります。
- 写真付きで説明をする
言葉だけでなく写真を添付することで、現場の様子がより分かりやすく、的確な情報を伝えることができます。
写真と言葉を両方用いて説明すると良いでしょう。
現地調査報告書の項目一例
現地調査報告書には決まった項目がありません。
ここではよく書かれる項目の一例を挙げていますが、このほかに必要な情報があれば書き加えて作成します。
- 現場名
- 現場の住所
- 調査の日時
- 工事箇所の状況
工事箇所の状況に関しては写真を撮影し、その撮影した部位や状況を言葉でも記載しておくと分かりやすいです。
テンプレートを用いた現地調査報告書作成
現地調査報告書には記載する内容が細かく定められているわけではありません。
そこでおすすめしたいのが、テンプレートを利用した現地調査報告書の作成です。
テンプレートを基にして作成することで、効率よく現地調査報告書を作成することができます。
無料施工管理アプリ「テラ施工管理」の現地調査報告書(調査診断報告書)テンプレート
テラ施工管理とは、施工管理を効率よく行うためのアプリです。
スマホひとつで施工から完工まで、建設現場ごとの案件管理、写真管理などの機能が登録からすぐにご利用できます。
テラ施工管理では「現地調査報告書(調査診断報告書)」のテンプレートを配布しております。
先述した通り、現地調査報告書には定められた形式がありません。
そのため、ある程度の枠があってあとは自由に必要な情報を記入できるテンプレートを利用することをおすすめします。
テラ施工管理の現地調査報告書のテンプレートについて簡単に説明します。
- 表紙
- 報告書名
- 写真(~4枚)
- 現場名
- 現地の住所
- 日時
- 会社情報(会社名・電話番号・住所)
- 表紙以降のページ
表紙以降のページでは現場の工事箇所の詳細を記入することができます。
1ページにつき、1枚~8枚の写真とその説明を添付・記入できるようになっています。
ここで記入できる基本の項目は以下の通りです。
- 施工状況
- 施工部位
- 作業詳細
- 写真
- 自由に記入できるテキストボックス
ここでは基本の項目として5つの項目を挙げましたが、必要に応じて不要な項目を削除したり必要な項目を付け足したりすることができます。
そのため使いやすいよう自由にアレンジしていただくことが可能です。
無料施工管理アプリ「テラ施工管理」でできること
テラ施工管理では、現地調査報告書のテンプレート配布以外にも、施工管理を効率化するためのあらゆる機能をご用意しております。
テラ施工管理でできることの一例は以下の通りです。全ての機能を完全無料でご利用いただけます。
- 膨大な写真をアプリで一括管理
- 容量無制限での写真保存
- トーク・チャット機能
- 勤怠管理
- 日報作成
また導入に不安を感じている方のために、完全無料導入サポートとして、オンラインでの個別面談を行っております。
ご質問も随時受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。