【現場監督向け】完了報告書の書き方

【現場監督向け】完了報告書の書き方

工事完了報告書とは

工事完了報告書とは、工事業者が請け負った工事を完了した際に、工事が完了したことを元請業者に報告するための報告書のことです。

工事完了報告書の作成方法

工事完了報告書にはいくつかの作成方法があります。
ここでは4つの作成方法を紹介します。

  • 市販の書式の使用
    市販の工事完了報告書を使用する方法です。
    これは手書きで記入するため手間がかかります。
  • 元請業者の専用書式の使用
    契約した元請業者によっては、その業者の専用の書式がある場合もあります。
    その場合は、指定された専用の書式の内容に沿って記入します。
  • ワードやエクセルの使用
    ワードやエクセルは、自分でレイアウトを自由に作ることができます。
    さらにインターネット上でテンプレートを無料でダウンロードができるものもあります。
    テンプレートはものによって形式が異なるため、書きやすいものを選ぶと良いでしょう。
    さらにエクセルなどは自動で計算してくれるなどの機能があるため、手書きで行うより効率が良いと言えます。
  • 施工管理アプリの使用
    施工管理に特化したアプリを利用して工事完了報告書を作成する方法もあります。
    アプリ内でテンプレートがある場合もあるため、それを使うことで効率化を図ることができます。

工事完了報告書に書き方

ここでは工事完了報告書に記載するいくつかの項目を見てみましょう。

  • 工期
    工事の実際の着工日と完工日を記載します。
  • 工事現場
    工事現場名を記入します。
    ここでは工事を行ったお宅の名前やビル名などと一緒に、現場の住所を正確に記入します。
  • 金額
    金額には、契約の際に定められていた工事請負金額を記載します。
    請負金額が原因でトラブルに発展してしまう場合もあるため、間違いがないかよくチェックしなければなりません。
    また材料費もあわせて記載しますが、ここでは人件費は含まれないため注意が必要です。
  • 工事完了写真
    元請業者によって、工事完了写真を求める場合もあります。
    この写真は工事を行ったことの証明になり、さらにあとで不備が見つかったときやトラブルが発生したときの証拠資料にもなります。
    特に修繕や改修工事の場合は、工事前と工事完了後の写真を撮影しておきましょう。

工事完了報告書を書く際の注意事項

  • 材料費について
    材料は基本的に工事・施工を行う業者が仕入れることになります。
    指定の商品や材料はあらかじめ用意されている場合もありますが、指定商品以外の材料や道具が必要になった際には購入しなければなりません。
    そのときにも納品書や領収書を発行し、工事完了報告書を提出するときまで保管しておくことが大切です。
  • 領収書について
    工事が遠方で、交通費の支給がある場合にはガソリン代や有料道路の料金の領収書が必要になります。
    利用したことは記入してあっても領収書がないと承認されず、費用がもらえない場合もあります。そのため領収書の紛失には注意しましょう。
  • 工事現場の写真について
    先述の通り、元請業者によっては工事完了写真を求められる場合もあります。
    これは工事を責任もって行ったことを証明することにも繋がります。
    特に修繕や改修工事の場合は、完了後の写真だけでなく、工事前の写真も撮っておきましょう。
    工事前と完了後の写真を撮影することで直した箇所が分かりやすくなります。

効率よく工事完了報告書を書くために

ここまで工事完了報告書の書き方を見てきました。
記載項目や注意点が多く、工事完了報告書の作成が面倒だと感じられる方もおられるかもしれません。
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  • 写真のアップロードの必要なし
    テラ施工管理ではチャット機能を用いて元請業者と工事業者の方のやり取りが可能です。
    そのチャット内で利用した写真をそのまま工事完了報告書に用いることができるため、パソコンなどに写真をアップロードする必要がありません。
  • テンプレート利用で簡単作成
    書く内容が多く大変な作業である工事完了報告書の作成も、テンプレートの通りに記入することで、簡単に作成することができます。

まとめ

ここまで工事完了報告書の書き方や、書く際の注意点について見てきました。
工事完了報告書は、工事が完了した際に元請に対して工事業者が提出する書類です。
書き方や注意点に気を付けながら工事完了報告書を作成しましょう。
またテラ施工管理では、工事完了報告書の作成のほかに、日報作成や勤怠管理、容量無制限での写真保存など、多彩な機能が完全無料でご利用いただけます。
しかし今までの方法からいきなり変えるとなると、導入に不安を感じる方も多いと思います。
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